歯科ブログ

2017年05月27日

食べる力は生きる力なり

こんにちは。研修医の宮城薫です。

 沖縄は梅雨入りしましたが、今週金曜日は天気が良かったのでテニスをしました。そして見事に日焼けしました。
沖縄の紫外線は侮れないですね。

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 さて、AMCに向かう坂には現在、百合がたくさん咲いています。その百合を毎朝見るたびに愛犬のことを思い出します。百合は英語でLilyと言いますが、私が飼っていた愛犬の名前なのです。リリーは真っ白なマルチーズで、とても愛らしかったことからそう名付けられました。

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 今回のブログでは我が家で飼っていた愛犬の話をしたいと思います。
歯科医師のブログなのに、犬の話?と思った方、ここで読むのを辞めないで下さいね。

 我が家では過去に2匹、犬を飼っていました。先程出てきたリリーとそしてマフィンと言うミニチュアシュナウザーを飼っていました。
今日はその中のマフィンについて話をしたいと思います。

 マフィンは若い頃はうーまくー(おてんば)、そして何でもガツガツ食べるガチマヤー(食いしん坊)な女の子でした。きっと飼い主の私に似たのでしょう。ペットは飼い主に似ると言いますもんね。

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 そんなマフィンも年をとり白内障になって両目を失明し、そして聴覚、脚力もだんだんと弱っていきましたが、持ち前の嗅覚を使っていろんなところにぶつかりながらも、テクテクと歩きながら常に食べ物を探していました。

 立ち上がるのが難しくなり、私達が支えないと立てなくなった時も、ふやかしたドッグフードを鼻の先に持って行くとフガフガと鼻息を荒くしながらガツガツと食べていました。目が見えないのでこぼしながらも、毎回見事に完食していました。
 そしてご飯の匂いがするだけで早く早くと言わんばかりに興奮していたマフィンですが、去年の7月頃から段々と食欲が衰え、まったく食べなくなってまもなく、天国に旅立ちました。享年17歳でした。

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 ペットを飼ってる方はご存知かと思いますが、ペットは「可愛い」、「癒し」だけでなく生きる上で大切な様々なことを教えてくれますよね。
私はマフィンの死から、改めて「食べる力こそ生きる力」ということを学びました。

 犬のみならず、食べることは私達人間誰にとっても大切なことですよね。また生きるためだけではなく、ストレス発散であったり、頑張った自分へのご褒美であったり、食事というのは私達の生活を豊かにしてくれるものだと思います。

そして現在、私は口腔を扱う職業である歯科医師になりました。
口腔には様々な機能(摂食、味覚、咀嚼、呼吸、発音・・等)が備わっています。
その上で歯科医師として、なるべく多くの方が口腔内に何らかの不都合を感じることなく、当たり前に食べる楽しみを噛み締めていけるような手助けをしていきたいと考えています。
まだまだひよっこ研修医ではありますが、AMC歯科で多くの方々にご指導頂きながらこれからも頑張っていこうと思います。

長文でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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研修医 宮城薫

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