コンチネンスブログ

2020年07月19日

便の成分

7月になっちゃいました。6月をさぼったわけではないんです。何度かパソコンの前には座ったのですが、ログインが上手くできずに四苦八苦しました。文字の打ち間違いなのか今となっては謎ですが、やっと本日無事ログインする事ができました。

コロナウイルスがこれほどまでに日本(いや、世界中)の生活を変えてしまうとは思いませんでした。

日本コンチネンス協会沖縄県支部でここ数年続いている、コンチネンス初級セミナーを今年もやる予定でしたがそれもかなわず、支部定例会も長い間自粛していました。ようやく6月から定例会を開催開始となり、久々に仲間に会う事が出来ました。

その時の様子は沖縄県支部のfecebookにアップされていますので、興味がある方はどうぞこちらをご覧ください⇒沖縄県支部の定例会

 

7月の事例は便についてでした。

皆さんは、気持ちの良く便を出せていますでしょうか?

便というのは、食べたものからできるのですが、精神的な事情や生活習慣でも大きく影響されるものなんです。

便の形を7つに分けて評価するブリストルスケールというものがあり、1,2番が硬便、3,4,5番が普通便、6,7番が軟便に分けられます。

普通便のブリストルスケール4番に当たる便の成分は25%が固形、75%が水分です。便の75%が水分だなんてびっくりしませんか?これだけ水分を含んでいますので、脱水気味や水分不足の時には便は硬くなり硬便になってきます。また、固形の成分25%は更に3:3:3:1に分けられ食物繊維3:腸内細菌3:腸壁がはがれたもの3:その他1となっています。バランスの良い食事をとり続けていても、加齢と共に腸の機能が衰えたり、咀嚼力の低下で食事摂取量が減り腸内環境が崩れやすくなってきます。気持ち良く便を出すためには食物繊維と発酵食品をど食べ、水分摂取することも鍵となってきます。

他にも、腸管の働きを促す運動や、努責をかけやすい姿勢で排便するなど様々なアプローチがあります。

 

便のお話は一度では書ききれません。また小分けにしたいと思います。

 

お通じでお困りはありませんか?コンチネンス外来では一人一人に合わせた指導、ケアを提案します。

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