AMCとは

AMCとは

アドベンチストメディカルセンターは全世界に500以上の医療機関をもつアドベンチスト病院グループの1つです。

「全人医療」を基本とする働きは身体的な癒しだけではなく、心と魂の痛みを共に解かりあえる医療で、米国カリフォルニア州のロマリンダ大学を拠点として病院、診療所、過疎地域の医療支援活動などで世界的に広く認められています。
また、セブンスデーアドベンチスト教会の教えを取り入れた健康的なライフスタイルの実践により、禁煙活動、食育教室、減量指導など予防医学を基礎とした 健康増進活動を展開しています。
アドベンチストメディカルセンターには他の病院とは違う当院ならではの特徴があります。

沿革

歴史
歴史
歴史
歴史
項目
1953年11月セブンスデー アドベンチスト(首里)診療所開設
1955年8月久高島にて無料診療
1958年1月牧港分院開設
1959年3月アドベンチスト メディカルセンター新築移転(那覇市上之屋)
1963年3月伊計島無料診療
1963年11月琉球政府立那覇看護学校実習指定病院
1966年2月妊婦教室(母親学級)開催(沖縄県初)
3月国頭村奥間無料診療
6月伊計島無料診療
津堅島無料診療
12月~3月伊計島・津堅島無料診療
1967年4月宮古・八重山無料診療
5月乳児集団検診開始
1968年4月津堅島診療所落成
9月歯科診療開始
11月伊計診療所鍬入式
1971年9月津堅島無料診療
11月アドベンチスト メディカルセンター開設18周年記念式典
1972年1月伊計島無料診療(86名受診)
3月名護市世富慶無料診療(140名受診)
5月国頭村奥間無料診療(109名受診)
津堅島無料診療(189名受診)
11月「5日でタバコを止められる」講習会(豊見城村)
糸満市真栄平無料診療
1973年9月久米島無料診療
1974年9月禁酒・禁煙パレード開催(沖縄初)
「診療所」より「病院」に昇格
1978年10月創立25周年式典開催
1984年12月アドベンチスト メディカルセンター新築移転(西原町幸地)
1996年5月アドベンチスト デンタル開院(那覇市小禄)
2002年11月新館増築 緩和ケア(ホスピス)病棟開設
歯科、新館へ移転・開設
2003年10月病院機能評価Ver.4.0認定
2007年5月健診センター開設
2008年12月病院機能評価Ver.5.0認定
2009年5月マンモグラフィー健診施設認定
医療レーザー脱毛開始
日本皮膚科学会認定専門医研修施設指定
2011年8月緩和ケア病棟改装移転(3階)26床へ増床
9月アドベンチスト デンタル閉院(那覇市小禄)
12月病院機能評価3rdG;Ver1.0認定
創立60周年記念式典開催(ザ・ナハテラス)
2014年4月歯科医師臨床研修施設指定
2016年4月家庭医療科開設
歯科衛生士臨床研修プログラム開始
10月AHCA会議開催(韓国、香港、台湾、米国、日本)
2017年1月ライフスタイルクラス開設

機関指定など

セブンスデーアドベンチスト教団とは

病院の経営母体であるセブンスデーアドベンチスト教団は、全世界にキリスト教会(医療機関・教育機関)を組織しています。

セブンスデー・アドベンチスト教会(以下アドベンチスト教会と略す)は、聖書主義に立つキリスト教・プロテスタントの教会です。アドベンチスト教会は、聖書に示されている神の愛による救いを全人類に伝え、その愛を、人々の必要に応えるさまざまな活動(教育、医療、食品、出版、放送、福祉など)を通して実践しようとしています。

アドベンチスト教会の名称の由来ですが、「セブンスデー」とは、「第7日」の意味で、これは週の第7日である聖書の安息日を聖日として守る教会であることを表しています。
また「アドベンチスト」とは、聖書の重要な教えである、キリストの再臨(アドベント)を待望する人々を意味します。
アドベンチストメディカルセンターには、教会を特徴づけるいくつかの教えがあります。
たとえば、週の第7日が安息日のためアドベンチストメディカルセンターは土曜日が休診で、新館ホールにおいてAMC集会所がオープンします。(1週間を日曜日から数えると第7日目は土曜日となります。) また食べ物は菜食を基本としており、タバコはもちろん、アルコールやその他刺激の強い飲物は口にしません。(アドベンチストメディカルセンターの売店では教会の教えにもとづいた商品が販売されています。)

日本における正式な活動は、1896年、ヒルズバーグ大学の学長を辞し、来日したグレンジャー教授によって開始されました。日本のアドベンチスト教会は、100を超える教会と、1万4千人余の信徒を有し、教会活動とあわせて、教育、医療、食品、出版、放送、福祉など諸事業を通して、人々の心と体の健康に奉仕しています。

アドベンチストメディカルセンターでも毎週土曜日午前11時から、新館ホールで讃美歌と聖書メッセージによる安息日礼拝がもたれています。
入院中の方、ご家族、また一般の方々どなたでもおいで下さい。

牧師部

牧師部

チャプレンという言葉は聞きなれないものかもしれません。
キリスト教では、お祈りの場所を教会(英語でいうとチャーチ)と呼びます。そして教会で働く人のことを牧師と呼びます。
けれども、このお祈りの場所が学校や病院などにあるとき、そのお祈りの場所はチャペルと呼ばれます。そしてそのチャペルで働く人は、牧師とは呼ばれずチャプレンと呼ばれます。
チャプレンは患者様やご家族の思いによりそうことで、こころの重荷や負担を和らげ、ご自分らしく安心してお過ごしになれるようサポートいたします。悩みや不安があるときには、どなたでもスタッフにチャプレンをお申しつけ下さい。ゆっくりとお話を聴かせていただきます。
またご希望があれば、聖書に示されている新しい生き方を紹介し、キリストにある愛に満ちた豊かな生活をご案内いたします。

バイブルアワー
午前11時(月曜日~金曜日)より、3階で、バイブルアワー(讃美歌と聖書のお話のプログラム)が行われています。どなたでも参加することが出来ます。