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口腔外科(こうくうげか)とは?

あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、“口の中”という意味の“口腔(こうくう)”
に関連した外科処置を主に担当する診療科です。一般的な歯科治療としては、虫歯や歯周病、歯の欠損部に 対するブリッジや入れ歯などの処置が代表的なものですが、口腔内にはそれ以外にも様々な疾患が発生します。 また、口腔内だけに限らず周囲の隣接する組織に起こる疾患や全身的な基礎疾患の部分症状として現れる口腔内疾患、高血圧症や心臓疾患、糖尿病など治療に注意を要する患者様の歯科治療も担当しております。
当院では、2003年に歯科口腔外科を開設し他の診療科や地域の一般クリニックと協力・連携を取りながら、毎日の診療を行っております。また、疾患によっては外来の診療だけではなく、全身麻酔や病院の入院施設を利用して総合的な治療が行えるような体制を取っております。


口腔外科(げか)で扱う疾患とは?

口腔外科で取り扱う代表的な疾患は、
  • 智歯(親知らず)が原因となる智歯周囲炎や歯周膿瘍、骨髄炎などの炎症性疾患
  • 転倒や打撲による歯の脱臼や顎の骨折などの外傷性疾患
  • 口唇や舌、顎の骨内に発生するふくろ状のでき物である嚢胞性疾患
  • 口腔粘膜や顎の骨内に発生する良性・悪性新生物などの腫瘍性疾患
  • 口を開けるとカクカク音がする、口が開かない、痛みがあるなどの顎関節疾患
  • なかなか治らない、くり返し発生する口内炎や粘膜の白斑・紅斑などの口腔粘膜疾患
  • 舌がヒリヒリする、痛みがあるなどの舌痛症や口腔乾燥症
などが挙げられます。


外来外科診療室

口腔外科の治療は主に外来で行っておりますが、手術に関してはその特殊性を考慮して外来外科診療室で 行っております。




 
笑気吸入鎮静法

歯科治療に対して緊張感、不安感、あるいは恐怖心を伴う患者様が、より快適に治療を受けられるように、 精神面の調節を主目的として開発されたのが精神鎮静法です。 この方法は、患者さんの意識を保ったまま行うという点で全身麻酔と全く異なった概念に属し、その中でも 笑気吸入鎮静法は安全性の高い方法で通常の外来歯科処置に応用して行います。
精神鎮静法は痛みを伴う 歯科治療でも、局所麻酔を併用することによって、不安感や痛みを我慢することなく治療を受けることができる為、 歯科治療時の精神的な緊張や痛みによって誘発されやすい、循環器系疾患などの増悪予防にも有用です。


手術室

全身麻酔を必要とする処置や集中的にモニター管理が必要な重い基礎疾患を有する患者様の処置などは 病院の手術室で行っています。




入院施設
全身麻酔を必要とする処置や炎症、外傷等による摂食障害が著しく全身的に消耗している場合、 術前術後の集中的管理が必要な患者様に対しては病院の入院施設を利用して処置を行っております。




日帰り全身麻酔


歯科治療に恐怖感があり、通常の外来診療では処置を受けるのが困難な場合や侵襲の比較的少ない 外科処置の場合は、朝早い時間に入院してもらい全身麻酔下で処置を行った後、その日のうちに帰宅する 処置方法です。一度に親知らず4歯を抜歯したい場合に本処置法を希望される患者様が多いです。